2015年12月15日火曜日

生活保護減額 淫行処罰

 14日、生活保護の冬期間の加算(上乗せされて支給されていた分)が大幅に減額された問題で、長野県の生活と健康を守る会と反貧困ネットが長野県に対して行った審査請求に同席しました。

 減額は地域や家族数で差がありますが、長野市や松本市の4人家族は1万5千円をこえる大幅なもので、灯油に換算すればポリタンク約10個分に相当します。

 1日1食で極度の栄養失調と診断された男性は、今日予定していた白内障の手術を延期して参加。「自分と同じように、寒い冬を乗り切れるか不安を持っている人はたくさんいる」と、加算引き下げの中止を訴えました。あまりにも弱者に冷たい仕打ちです。

 現在、県議会でも論議中の淫行処罰条例モデルの県民との意見交換が、飯山・駒ヶ根・諏訪・大町で開催されることになりました。このことを報道した15日の信濃毎日新聞は、“県会からは「県民意見を聞く機会がまだ不足している」との指摘が出ていた”と書いています。

 私は12月7日の県議会県民文化健康福祉委員会で、誰でも参加できるタウンミーティングが松本と上田で開催されただけで、しかも県民が参加しずらい場所や時間であったことなどをあげ、これではまったく県民の声に聞く耳をもたずだと指摘し、せめて全19市での開催を求めてきました。

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